好きなだけ

人の狂気に惹かれる双子座

これからも甲本ヒロトが好きな渋谷すばると私のことを

 

 

もう6月ですか。早いものですね。

 

 

4月に発表された突然の知らせに呆然としていたら、いつの間にかふた月も時間が経っていたなんて、自分でもよく分かっておりません。

いやはや、もう1年の半分も終わっていたんですね。しかしこれを意識しだすと、自分の寿命ですら足早に去っていきそうな錯覚が起きるので、このへんでやめておきましょう。

 

このふた月の間に、この辺鄙なブログを覗いた人はいるのでしょうか。

甲本ヒロトのパンクロックDNAを引き継いだ人間がいる」と大騒ぎしていた人間のブログです。そりゃあ他人事ながら「あいつ息してんのかな……?」と心配になった人がいると思います。このブログを知っている友人はめちゃくちゃ心配していました。

しかし現実の私はもちろんちゃんと息していましたし、呆然としつつも仕事をやらねばなりませんし家のことも回さなくてはなりません。

周囲が心配しているよりも、比較的冷静に事の成り行きを見守っていました。

今となっては、冷静に大きく取り乱さずいれたのは関ジャニ∞の真摯かつ誠実な会見を見ることができたおかげであると理解できます。

 

脱退疑惑の報道がすっぱ抜かれ、世間は「マスコミはまたな~にを言ってんだか」と一抹の不安を抱えつつあしらっていた最中、「明日緊急記者会見やります」の一報。

私はそのとき、梅田行き阪急電車に乗ってジャニーズショップへ向かっていました。

風に晒される砂城のごときアニメ・コミック界隈において、「いまの推し」が突然世間から消え失せる恐怖が身に染みている私は、いてもたってもいられない衝動そのままにジャニショへ向かい紙とペンを握りしめて写真を選んでいました。

いつもと変わらぬ笑顔を目の前に、私の足下はスポンジのようにグラグラ揺れる感覚を覚えました。

この笑顔が、いつか目の前から消えてしまうかもしれない恐怖。

つい昨日まで当たり前だった存在が、今日になって突然あやふやになってしまう不安。

 

え?いなくなってしまうの?

 

言葉にできない想いを口の中で租借しながら、私は数枚の写真を購入しました。

周囲の女性たちは、みんな思い思いの推しを探している。ジャニショは普段通りの様相で、誰も関ジャニ∞のブースに詰め寄ったりしていませんでした。

いつも通りの日常。

いつも通りの関ジャニ∞

 

 

そして次の日、ファンクラブからメールが届きました。

 

 

 

 

 

それから今日まで私の情緒はUSJのフライングダイナソーです。

急降下と急上昇と緊急停止。やかましいわ。

どうにか自分を納得させる言葉が浮かんでも、次の瞬間には崩壊して「やっぱり嫌だ」と泣き叫んでいます。

いい大人がワンワン泣くほど、何かに夢中になって依存できて良かったね~。でもとてつもなく厄介だね~。と、もう一人の私が自分をあやします。

そして結局のところ、時間がどれだけ経っても納得しないのは、私自身が関ジャニ∞を守っていく6人に対して信用していないんだな、と実感してしまうのが一番辛いです。

酷いもんです。今まで恩恵を受けた人間の考えることじゃありません。

6人全員がかけがえのない存在に違わず、関ジャニ∞が一人抜けただけでおしまいなんてことはあり得ません。

これからも関ジャニ∞は名の通り無限大であり、末広がりです。多くの困難を超えた彼らに、超えられない試練なんてありません。

 

しかし、彼の歌声は関ジャニ∞の要であり、魂でした。

 

彼の歌声なくして関ジャニ∞が成り立つビジョンが見えません。

ここぞ、というサビやCメロに彼の歌声が入らない関ジャニ∞が想像できません。

言わせてくれ。ごめんなさい。言わせてください。

 

私にとって彼の歌声は関ジャニ∞でした。

 

関ジャニ∞には彼がいるから安心だと。どこまでも行けると。

日本国中、いや、世界中にだって飛び出せられる。その絶対的な自信の要が彼の歌声だったと。

酷いファンだ。なんて血も涙もない。情けはないのか。

お前なんてファンを、エイターを名乗る資格はない。くそくらえだ。

それはごもっとも。何も反論できない。

でもそれでも私は、こんな私だけども、

関ジャニ∞を応援していきたい。これからもファンであり続けたい。

 

私が辛くて悲しくて絶望に叩きのめされたとき、手をさしのべてくれた関ジャニ∞。その関ジャニ∞が窮地に立たされたいま、今度は私が関ジャニ∞を応援する番じゃないのか。恩義があるのなら、今こそ私というファンの一人が関ジャニ∞を守るべきではないのか。

それは思い上がりやつけあがりの「守る」ではなく、「ファンであり続けること」が結果的に自分の心を救う唯一の手段だと、私は思っています。

今はまだ不安だけが大きく、信じられるものはなにもないかもしれない。だけど、6人の関ジャニ∞をしっかりと見届けたい。それが、私の恩義。

 

彼の歌声なくした関ジャニ∞がどうなっていくのか、不安と戸惑いしかありません。

でもそれはきっとメンバーも同様です。分かり切っていた未来ではなかったはずです。そして他のエイターさんたちも大きな不安を抱えているはずです。

みんながみんな不安と恐怖と闘って、この夏のツアーを迎えようとしているのです。

私は一人きりではないこと。

不安なのは私だけではないこと。

6人だけの関ジャニ∞を信じ切れないのは私だけではないこと。

それらひっくるめて、私は自分の心の成り行きと関ジャニ∞の行く末を見届けたいと思います。

彼の愛した関ジャニ∞を、これからも愛していきたいです。

 

 

私はなんとか生きています。

みなさんは、どうですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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すばるくん。

すばるくん。

 

世界を駆け抜けろ。

 

 

あなたの愛した音楽が、あなたを形成している。

 

あなたの生み出す音楽が、誰かの愛する音楽になる。

 

 

横山さんが、ヒナちゃんが、まるるが、りょぉちゃんが、安田くんが、大倉くんが、あなたを解き放ったように。

私もあなたを世界に解き放つ。

 

これは別れの言葉なのか、愛の言葉なのか。

 

 

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